PDF活用約5分
PDFに含まれる個人情報・メタデータを削除する方法【プライバシー保護】
PDFファイルに隠れている作成者名・日付・使用ソフト情報などのメタデータを削除する方法を解説。書類共有前のプライバシー保護に役立ちます。
「PDFに名前が入っていた」「どのソフトで作ったか知られたくない」——PDFファイルには見えない部分に個人情報が記録されています。共有・提出前にこの情報を削除する方法を解説します。
PDFのメタデータとは何か
PDFファイルには文書の内容(テキスト・画像)のほかに、「メタデータ」と呼ばれる付属情報が自動的に記録されます。Windowsでファイルを右クリック→「プロパティ」→「詳細」タブで確認できます。
- 作成者名:WordやAcrobatにログインしているユーザー名
- 作成日時・更新日時:文書を作成・保存した日時
- 使用ソフト名:「Microsoft Word」「Adobe Acrobat」等
- 会社名・組織名:Officeのライセンス設定に入力された組織名
- キーワード・コメント:手動で入力した場合
メタデータが問題になる場面
- 名前を伏せて提出したい書類に本名が入っている
- 業者・取引先に会社のWindowsアカウント名が見えてしまう
- 個人用PCで作成した文書に私的なユーザー名が記録されている
- 古いバージョンのソフト名が入っていてセキュリティリスクになる
- 文書の作成履歴から意図しない情報が推測される
PDFのメタデータを削除する手順
① PDFメタデータ削除ツールにアクセスする
PDFメタデータ削除ツールをブラウザで開きます。
② PDFをアップロードする
「ファイルを選択」またはドラッグ&ドロップでPDFを読み込みます。
③ メタデータを削除してダウンロード
「メタデータを削除」ボタンを押すと作成者名・日付・ソフト名などのプロパティ情報が削除されたPDFをダウンロードできます。文書の内容・レイアウト・画像は変更されません。
削除されるメタデータと残るもの
| 種類 | 削除対象 |
|---|---|
| 作成者名・更新者名 | ✓ 削除される |
| 作成日時・更新日時 | ✓ 削除される |
| 使用ソフト名・バージョン | ✓ 削除される |
| 会社名・組織名 | ✓ 削除される |
| 文書のタイトル・キーワード | ✓ 削除される |
| 文書の内容(テキスト・画像) | × 削除されない(変更なし) |
| PDFのページ構成・レイアウト | × 削除されない(変更なし) |
セキュリティをさらに強化する方法
メタデータ削除に加えて、以下のツールを組み合わせることでより安全にPDFを共有できます。
- PDFパスワード設定:AES-256暗号化でファイルを保護
- PDF透かし追加:「社外秘」などの透かしで取り扱いを明示
安全性について処理はすべてブラウザ内で完結します。個人情報を含むPDFがサーバーに送信されることは一切ありません。
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